トランクルームの押入れ産業

SPACE PRESS(収納ブログ)

【はじめての引越】引越の事前準備・手順をご紹介いたします

2025年07月23日 12:00

【はじめての引越】引越の事前準備・手順をご紹介いたします

 はじめての引越。なにから手をつけるべきか分からなくてお困りではないでしょうか。
 ここでは、引越前に準備するべきポイント、気を付けるポイントを徹底解説します。

まずは引越先を決めましょう

 原則として、退去連絡をした後の延期・取消は不可能です。新居となるマンションの購入や賃貸物件が決まる前に賃貸の退去届(解約届)を出してしまうと、もしも引越先が決まらなかったら家がない状態に。そのため、まずは引越先を決めましょう。

 部屋を決める際には、
・家賃
・物件の広さ
・立地
・物件周辺の生活利便性
・自然災害リスク
など自分の重視するポイントも含めて確認し、納得する部屋を選びましょう。

 また、近年都心では賃貸家賃相場が上がっているため、希望通りの広さを選べないこともあるでしょう。その時は、普段使わない荷物はトランクルームに収納するといった、外部のサービスを活用することで物件の広さをカバーする人も増えてきております。トランクルームの詳細を知りたい方は、こちら(トランクルームとは―押入れ産業の保管サービスを徹底解説!)を確認しましょう。


引越先が決まったらやること

①新居先を決めたらすぐに退去届を提出しましょう

 退去連絡は遅くとも1カ月前と定められているケースが多いです。

 新居の家賃発生日が退去日よりも前の場合には、入居中の物件と新居の物件の家賃を2重で支払う必要がありますが、仕方のないことと考えましょう。


②退去日が決まったら引越業者を決めましょう

 引越業者に見積依頼をするに当たり、まずは新居に持って行く荷物を決めましょう。持って行かない荷物は、粗大ごみとして捨てたり中古品販売に売却したりします。大切にしておきたいものが多い場合は、トランクルームで保管するという選択肢もあります。

 それぞれどこに持って行くか事前に精査し、引越先に持っていく物量を決めてから引越業者へ見積依頼しましょう。

 引越業者を選ぶ際には、
・料金
 引越業者によって基本料金での対応範囲やオプション料金が異なります。
・サービス品質
・見積担当者の対応
など事前に重視するポイントを決め、複数社から見積を取りましょう。

 また、引越の予約をが直前だと予約枠がない可能性があるため、入居先が決まったらすぐに引越業者を選定しましょう。特に、繁忙期や土日祝日、月末月初は引越や物流の需要が高まるので早めに動くことがポイントです。


■引越業者の繁忙期っていつ?

 以前は、引越は進学や就学のタイミングが多いため、繁忙期は3月でした。

 しかし、2024年4月から運送・物流業界でも働き方改革関連法が適用され、時間外労働時間の上限が年間960時間へ。さらに、引越業者の人手不足も加わり、1日の対応できる引越件数が減少しました。

 そのため、近年の繁忙期は2月中旬から4月下旬ごろまでと延長され、ますます予約がとりづらくなってきているのです。


③引越業者が決まったら各種変更手続きをしましょう

■電気・ガス・水道料金の手続き

 現住所で契約している事業者への使用停止の申込と新住所で契約する事業者へ利用申込を行いましょう。ガス・水道は、利用開始前に立会が必要な場合もありますので、引越直前に連絡しないように気をつけましょう。

■勤務先への連絡

 引越前に住所変更の旨を責任者へ伝え、各種必要書類を提出しましょう。

■運転免許証の住所変更手続き

 新しい住所地を管轄する警察署や運転免許センターへ行きましょう。

 変更手続きを怠ってしまうと免許更新時に送られてくる”免許証更新”のはがきが届かないことだけでなく、道路交通法第121条第1項第9号により2万円以下の罰金または科料となる罰則が定められています。引越で住所変更が生じた場合には速やかに変更手続きを行いましょう。

■引越先が以前と異なる市区町村の場合

 転出届の提出、印鑑登録の抹消、国民健康保険の手続きが必要です。自治体によって手続きが異なるので確認しましょう。

■郵便の転居・転送サービス

 郵便の転居・転送サービスも行いましょう。インターネットからでも申請できますが、直接郵便局で行う場合は、郵便局に備え付けてある転居届を記入し、窓口の担当者へ提出しましょう。提出する際には本人確認書類が必要となります。

 転居届を提出すると、届出日から1年間は旧住所宛ての郵便物を新住所に無料で転送できます。

▼参照▼
日本郵政株式会社 転居・転送サービス

■その他

 他に、保険や携帯電話、銀行、自動車など契約をしている場合には、速やかに住所変更の手続きを行いましょう。


作業当日までに荷造りを済ませてチェックを行いましょう

 ライフライン解約の立会手続き、併せて家の引き渡しの立会や鍵の返却をします。旧居の作業が終わったら新居へ移動し、荷解きなどの作業を行ったら引越完了です。

 以上が、引越の際に行うべきことになります。行うべきことが多いので、事前にチェックリストを用意して漏れがないか確認することや、余裕を持ったスケジュールを作成する心がけが大切です。
 弊社押入れ産業では、保管と併せて運送手配も一括で行うことが可能です。
 「引越し難民になってしまった・・・」などといった、引越での荷物保管や運送でお困りの場合には、下記URLよりお問合せくださいませ。

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