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SPACE PRESS(収納ブログ)

傾聴飼育とは -ペットの特徴と快適な環境づくり-

2025年05月01日 12:00

傾聴飼育とは -ペットの特徴と快適な環境づくり-

 みなさんはペットを飼っていますか?それとも、これから飼おうと検討しているところでしょうか。近年では「ペットは家族の一員」という考え方が定着し、ペットとの暮らしも、ただ一緒に住むだけではなく、家族の一員として共に幸せに過ごすことが重視されるようになってきました。

 ここでは、「ペットは家族の一員」という考え方を前提に、代表的なペットである犬と猫の特徴や、それぞれにとって快適な環境づくりについてご紹介します。


傾聴飼育について

 まず、飼い主とペットが幸せに暮らすためには、「傾聴飼育」が重要なポイントです。

 「エリエールPet キミおもい」、日本獣医動物行動研究会副会長の藤井仁美先生や北里大学獣医学部長の岡野昇三教授らが立ち上げた傾聴飼育推進委員会によると、
傾聴飼育とは、
①動物の生態・習性・行動特性を学び、
②表情や姿勢、行動のサインを観察し、
③その意味を正しく理解したうえで意思を尊重し、飼い主の想いも伝えながら飼育することです。
 傾聴飼育を実践することで、飼い主とペットの間に信頼関係が築かれ、より豊かで幸せな日々を送ることができるようになります。

 それでは、犬と猫の特徴をご紹介します。


犬の特徴

 犬は、犬種のルーツや特徴によって性質が異なります。たとえば、獣猟犬は動くものを追いかけて捕まえる本能が強く、愛玩犬は人に甘えるのが得意。牧羊犬は自己判断力に優れ、運動能力も高いです。まずは、飼っている犬の犬種について理解を深めましょう。

 また、飼い主と遊ぶことが大好きで、信頼関係が築かれていれば、無理に友達を作る必要はありません。友達を作る場合は、犬同士の関係が対等かよく観察して問題なければ、挨拶から始めましょう。

 犬の感情は、行動や鳴き声、耳、目、口元、しっぽ、姿勢など体全体に表れます。
関わりたくない:顔を背けたり、目を合わせず地面のにおいをかぐ

不安・寂しさを感じている:クゥーンと鳴く(構ってほしいサイン)

リラックスしている:まばたきが多い、目を細めている

警戒や防衛、注意を引きたい:吠える

攻撃的になっている:唸る(無視するとエスカレートする恐れがある)

ストレスや退屈が原因:物を壊す(触れ合いや運動不足によることが多い)
 犬はこのようにサインを出してくれるため、丁寧に対応することがとても大切です。

猫の特徴

 猫は単独で行動し、縄張り意識が強い生き物です。また、音やにおいなどの刺激や環境の変化に敏感なため、静かな空間や隠れられる場所があると安心して過ごすことができます。

 また、警戒心が強い一方で甘えたい気持ちも持っており、猫との距離感はとても大切です。猫が取っている距離を尊重し、何をどこまで求めているのかを見極めながら、無理に距離を詰めすぎないよう心がけましょう。

 さらに、猫には狩猟本能もあるため、遊びたいタイミングを見計らって、好奇心や本能を刺激する遊びを取り入れると、日々の生活がより楽しいものになります。

 猫の感情は、顔のパーツや体の動き、声に表れます。
離れてほしい:鼻をなめる、顔を背ける

甘えたい:見つめながら甘い声で鳴く

リラックスしている:尻尾を立てる、目を細める

不安や驚きを感じている:尻尾が膨らむ

怖がっている:耳が後ろに倒れる
 不在のときにも見守りカメラなどで猫の様子を観察し、ストレスのサインが見られた場合は、暮らしや環境を見直しましょう。

快適な環境づくり

 次に、ペットにとって快適な環境づくりをご紹介します。

食事エリア

 食事に集中できる静かで落ち着いた場所を用意しましょう。フードやおやつは湿気や直射日光を避けて、風通しのよい収納スペースなどに保管するのがおすすめです。

 犬の場合は、食器台を食べやすい高さに調整してあげると、体に負担がかからず快適に食事ができます。

トイレエリア

 トイレは、食事エリアから離れた静かで落ち着ける場所に設置しましょう。ペットは清潔さを重視するため、汚れているとトイレを使いたがらなくなることがあります。そのため、常に清潔な状態を保つことが大切です。

 犬の場合は、トイレトレーにトイレシートをしっかり敷くことで、ずれにくく使いやすくなります。

遊びエリア

 広めのスペースを確保しましょう。ペットが自由に走り回れるように、家具の配置を工夫し、床に物を散らかさないよう注意が必要です。また、床には滑りにくいマットを敷くと、足腰への負担が少なく、ストレスなく遊ぶことができます。

 犬の場合は、外に出られないときも室内で軽く運動できるようなスペースを整えましょう。噛むおもちゃやボール、知育玩具などを使うと、心と体の刺激になります。

 猫の場合は、高い場所や上下運動が大好きなので、キャットタワーやキャットツリーを設置するとよく遊びます。ボール、フェザー付きのおもちゃ、ネズミ型のおもちゃなどは、定期的に交換することで飽きずに楽しめるでしょう。また、数カ所に分けて爪とぎエリアを設けると、家具やカーテンを傷つけることなく、本来の習性を満たすことができます。

くつろぎエリア

 リラックスできるように、大きな音や突発的な音が頻繁に聞こえる騒がしい場所は避けましょう。ベッドは、体の大きさに合った、包み込むようなデザインのものがおすすめです。

 犬の場合は、そばにブラッシング・爪切り・耳掃除などのお手入れ用の台やマットを用意しておくと便利です。手入れの際にも落ち着いて対応しやすくなります。

 猫の場合は隠れられる場所も好むため、ベッドやクッションの上に小さなキャビネットや箱を置くのがおすすめです。段ボールやカバー付きベッドも安心感を与えてくれます。寒い季節には毛布を加えて保温性を高めると、より快適に過ごせます。複数の場所にくつろぎスペースを設けることで、気分に合わせて好きな場所でリラックスできるようになります。

 また、猫は匂いにも非常に敏感なので、強い香りの芳香剤や掃除用品の使用は避けるようにしましょう。

全体を通して

 ペットは人間と同じように清潔で快適な環境を好みます。毛やホコリがたまらないようにこまめに掃除を行い、湿気を防ぐために定期的な換気を心がけましょう。

 また、エアコンやヒーターを使って室温を調整し、夏は涼しく、冬は暖かい空間を作ることも大切です。

 犬も猫も外の景色を見るのが好きなため、安全に外の空気を楽しめるよう窓に網を張るなどの安全対策を行いましょう。

スペースが足りないならトランクルームを活用しよう

 犬と猫の特徴や快適な環境づくりについて理解したら、次は実際にお部屋を整える段階です。ペットも大切な家族の一員。家族それぞれに自分の空間があるように、ペットにも安心して過ごせる専用のスペースを用意してあげましょう。

 とはいえ、「うちにはそんなスペースがない…」という方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、まずは断捨離から始めてみましょう。それでもスペースが足りないと感じた場合は、トランクルームの活用がおすすめです。普段使わない季節用品やレジャーグッズ、趣味の道具や思い出の品などをトランクルームに預けることで、住まいに新たな空間が生まれます。

 その空いたスペースを、大切なペットのための「くつろぎ空間」や「遊びエリア」に変えてみませんか?

 ここでは、押入れ産業のトランクルームについてご紹介します。


倉庫内保管・常温常湿で劣化しない

 道端にどーんと設置されてある屋外型トランクルーム。直射日光で夏場はぐんぐん気温が上がってしまうことも。特にプラスチック製の家財は高温状態になるとどうなるか想像できるのではないでしょうか。

 押入れ産業のトランクルームは大丈夫。コンテナにお荷物を保管するまでは同じですが、保管場所は倉庫内です。倉庫内に保管することで直射日光や雨風にさらされず図のように温度、さらには湿度の急激な変化もありません。押入れ産業のトランクルームはお荷物の保管に適した環境ですので大切な家財が劣化しません。

無人ではなく有人管理で安心安全

 倉庫には優しい倉庫担当者がいます。ご契約~出し入れ~ご解約まで丁寧にサポートいたします。お荷物の出し入れ時は必ずお客様と倉庫スタッフが立会いのもと開錠・施錠しますのでセキュリティにもご安心いただけます。ご契約時のお荷物のお引取りやご解約時のお荷物の配送も必要でしたらお気軽にご相談くださいね。

 運送手配が必要な方は別途御見積・料金が発生するため、お問い合わせください。

4つのサイズと便利なシミュレーション

 押入れ産業のトランクルームは基本的にはS・M・L・LHの4サイズです。料金は地域によって異なり、Sサイズは税込7,700円~9,900円、LHサイズは税込15,950円~22,000円です。店舗は全国にあり、空き状況は各店舗に直接お問い合わせいただくか、下記「お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。

 こちらのモノクラシミュレーターで預けたいお荷物をご選択いただくと、お目安のコンテナサイズもわかるのでぜひお試しください。シミュレーション結果をそのまま反映した状態でお問い合わせもできます。



 収納に困ったら押入れ産業のトランクルームにご相談ください(^^)

 人間とペットが共に幸せに過ごせる、家族みんなにとっての快適な部屋づくりができますように・・☆彡

▶押入れ産業のサービスについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。

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