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SPACE PRESS(収納ブログ)

必見!倉庫の種類と、契約の種類(物流倉庫探しの進め方 part.2)

2022年08月26日 08:35

必見!倉庫の種類と、契約の種類(物流倉庫探しの進め方 part.2)

前回は「物流倉庫とはなにか?」「物流倉庫会社を選ぶポイント」についてご紹介させていただきました。 本日は、物流倉庫の種類について、また前回もご紹介した物流倉庫紹介サイト「ロジセレクト」の詳しい活用方法についてご紹介していきたいと思います。

倉庫の種類と、契約の種類

会社の荷物を預けたいんだけど、近くの倉庫を探せばいいのかな?どこでも預かってくれるの?
倉庫にはいろいろな種類があります。 例えば保管する温湿度帯でも、常温・定温・定湿・冷蔵・冷凍。また危険物を保管することが可能な倉庫なども。 その他にも荷物の種類によっては保管倉庫側に特別な条件が必要な場合もあるので、倉庫に保管物の内容を明確に伝えることが大事です。
ロジセレクトの検索画面の条件検索にもあるね、そこを使って検索してみよう。荷物の内容もしっかり倉庫に伝えるようにするよ!
そもそも荷物を預けたい荷主と倉庫で結ぶ荷物のお預かりに関する契約方法には、2種類あるのはご存じでしょうか?
知らないな~、どんな違いがあるの?
ひとつは、住居を賃貸するときと同じように、倉庫と荷主で『倉庫のフロアに対して賃貸借契約を結ぶ』方法。 こちらは「保管場所を提供するだけのサービス」ですので、荷物の搬入・搬出・管理は全て荷主に行っていただきます。
もう一つは?
もうひとつは、倉庫と荷主で『荷主の荷物に対して寄託契約を結ぶ』方法。 先ほどの賃貸借契約とは違い、こちらは「荷物を保管するサービス」ですので、荷物の搬入・搬出・管理は全て倉庫側で行います。 倉庫には管理の義務があるので、セキュリティはもちろん、温湿度管理や在庫管理なども倉庫の方でしっかりと管理しています。
なるほど、、、大切な貨物を預ける倉庫会社は慎重に選ばないといけないね!
ロジセレクトの「倉庫区分」が”営業倉庫”となっている倉庫でのみこの寄託契約が可能なので、そちらもご確認の上ご検討くださいね。
ありがとう!さっそくロジセレクトで検索してみるよ!
預かるものによって、倉庫の温湿度帯などの設備の確認が必要です。 ・常温 ・定温 ・定湿 ・冷蔵 ・冷凍 ・危険物 また、設備だけでなく、車両やスタッフの手配が可能かどうかも重要になってきますので、自社の運用に合わせた条件設定が必要となってきます。

倉庫と結ぶ契約方法は2種類ある!

①賃貸借契約

住居を賃貸するときと同じように、倉庫と荷主で”倉庫のフロアに対して賃貸借契約を結ぶ”方法。 こちらは「保管場所を提供するだけのサービス」ですので、荷物の搬入・搬出・管理は全て荷主に行っていただきます。

②寄託契約

賃貸借契約とは違い、こちらは「荷物を保管するサービス」ですので、荷物の搬入・搬出・管理は全て倉庫側で行います。倉庫には管理の義務があるので、セキュリティはもちろん、温湿度管理や在庫管理なども倉庫の方でしっかりと管理しています。

寄託契約を行えるのは営業倉庫だけ!!

倉庫には、倉庫業を営んでいる倉庫(営業倉庫)と、そうでない倉庫で分かれます。 一般家庭などで個人的に利用する倉庫を「自家用倉庫」といいます。 これに対し「営業倉庫」とは、他者の物品を保管する目的の倉庫のことを指します。つまり、倉庫業における倉庫とは、基本的にすべて営業倉庫に該当するのです。 「他者の物を預かる」という性質上、ルールを定めることで荷主側の利益を保護する必要があり、このルールが国土交通省の「倉庫業法」に定められています。
・営業倉庫が建築確認を受けている
・施設や設備が基準に適合している
・管理の責任者が定められている
・倉庫寄託約款を定めている
これらの厳しい基準を満たすことで初めて「登録」を行うことができ、倉庫業法第3条に基づき登録された倉庫のみが営業倉庫として倉庫業に用いられることになります。 荷主と物流倉庫のマッチングサイト「ロジセレクト」では、こういった情報も細かく設備情報として記載されています。 自社のサービス運用にあった施設、契約で、最適な物流倉庫をお探しください! 次回も物流倉庫探しについてブログを書いていきます! またお会いしましょう(^^♪

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