タイヤの正しい保管方法 5つのポイントとは?
2018年04月17日 17:43
タイヤの正しい保管方法 5つのポイントとは?
保管する、その前に
屋外やベランダにタイヤを置かれている方もいらっしゃると思いますが、カバーをしていても、そのまま保管すると、紫外線や湿度で油分が抜けてしまい固くなってしまい、寿命が短くなってしまいます。
まずは、タイヤを保管する前に必要な作業をご説明します。
ポイント1:しっかり汚れを落とす
水洗いなどでしっかり汚れを落として、洗ったら必ず乾かして、保管しましょう。(タイヤワックスを塗って保管する場合、タイヤが劣化することがあるので、気を付けましょう。)
ポイント2:空気圧の調整
なるべく、タイヤの空気を適正気圧の半分程度まで抜いて保管しましょう。こうすることで、タイヤが長持ちします。
ポイント3:色移りの対策を
ホワイトサイドのタイヤを保管する場合白い部分が汚れないよう、タイヤの間に板や段ボールを挟んで保管しましょう。そして、床に直接置くとタイヤの色が床に移ってしまう恐れがあるので床に直接置かずに何か挟んで置くようにしましょう。
適切な保管方法とは
先ほど述べた通り、タイヤは直射日光や水分などによって劣化します。保管前の作業が終わったら、以下の点に注意して保管場所を決めましょう。
ポイント1:直射日光や高温からタイヤを守る
基本的には、風遠しがよく直射日光が当たらなければ問題ありません。心配な方は、屋内保管をおススメしますが、難しい場合は、日陰の涼しい場所で保管しましょう。厚手の段ボールや板の上に置いたり、風通しが良い’すのこ’の上や専用のラックに置いたりして保管するようにしましょう。色移りも防げます。
ポイント2:雨や結露からタイヤを守る
雨の当たる場所や湿度の高い所では、ゴムの劣化が早まります。屋外に置く場合には、防水性の高いカバーをかけることを忘れずに。
タイヤを取り換えるタイミングは?
スタッドレスタイヤの特徴は氷の上では滑りづらくなっていますが、実は水の上ではノーマルタイヤより滑りやすいのです。
春以降の乾いている路面ではブレーキの制動距離が長くなってしまいます。それは、気温が低くても柔らかさを保つように設計されており、高温になるとどんどんタイヤが柔らかくなってしまい、摩擦力が低下し滑りやすくなってしまうためです。
なので、雪が降らなくなり路面に雪がなくなったら必ず、夏タイヤなどに交換しましょう。
しかし、山間部などは要注意です。部分的に日陰になっていて凍結していたり、アイスバーン状態になっている場合があるので、平地の場合は早めに交換しても問題ないのですが、山間部の場合は、ゴールデンウイークを過ぎるあたりまではスタッドレスタイヤを装着していた方が安全かと思います。出かける際には、行先の雪の情報なども調べてから出かけるようにしましょう。
タイヤ保管のトランクルームの選び方
トランクルームには大きく分けて2つの種類があります。
屋内型のトランクルームと屋外型のトランクルームです。
屋内型は空調管理がされており、温度や湿度が保たれており、長期間保管することに適しています。タイヤ用のラックが備え付けてあるところもあり、横置きにしても歪んでしまう心配はありません。
屋外型は空調管理はされていませんがその分安く、大きい荷物を収納することができ、車で倉庫に横付けできるケースが多いので、出し入れがしやすいです。
タイヤ4本のみの保管だと東京都内・屋外でだいたい月2000円前後、屋内で4000円前後くらいが相場だと思います。
バイクをそのままトランクルームに預けてしまうのもひとつの方法です。
バイクを保管したい場合は、バイク専用のトランクルーム(バイクガレージ)もあるので調べてみてください。
まとめ
タイヤを保管するスペースの確保が難しい方や、タイヤを大切に保管されたい方は、トランクルームをご活用ください!
押入れ産業では、オフシーズンのタイヤを保管のプロが一点一点丁寧にお預かりする、倉庫内タイヤ専門保管サービスをご用意しております。