トランクルームの押入れ産業

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トランクルームとは―3種類(屋外型・屋内型・倉庫内)から選び方まで徹底解説!

2025年06月13日 12:00

トランクルームとは―3種類(屋外型・屋内型・倉庫内)から選び方まで徹底解説!

 ここでは、荷物の保管に関するお悩みを解決する手段のひとつである「トランクルーム」について、その種類から選び方までをわかりやすく徹底解説します!

トランクルームとは

 トランクルームとは、荷物を預けられる専用の貸しスペースのことです。自宅やオフィスに入りきらない家具や季節用品、趣味の道具、書類の保管に便利です。また、引越しやリフォームの際の一時的な家財保管としても利用されています。
 代表的なトランクルームは、屋外型屋内型倉庫内タイプの3種類があります。

屋外型トランクルーム

 屋外型トランクルームとは、屋外の敷地に設置されたコンテナに荷物を収納するタイプです。車で直接荷物の搬入・搬出ができるため、大きな荷物の出し入れに非常に便利です。

 ただし、多くの場合は空調設備がなく、天候の影響を受けやすいのがデメリット。雨や湿気に弱い荷物の保管には向いていません。おすすめの保管物品は、キャンプ用品、バーベキュー用品、釣り具、スキー用品など、屋外で使う道具です。また、自動車やバイクの保管にも適しているため、タイヤやパーツと一緒に保管するのもおすすめです。

 屋外型トランクルームは、建物や空調設備が不要なため、運営コストが屋内型や倉庫内タイプに比べて抑えられ、比較的リーズナブルな料金で利用できます。


屋内型トランクルームは

 屋内型トランクルームとは、ビルの一角や専用施設に設置されたタイプのトランクルームです。多くは24時間利用が可能で、空調設備により温度や湿度が管理されており、デリケートな荷物の長期保管に適しています。

 また、監視カメラが設置され、出入りは利用者専用のカードキーによる認証制となっているため、セキュリティ面も安心です。このため、企業での利用も増えています。

 ただし、これらの設備が必要な分、運営コストは屋外型や倉庫内タイプに比べて高くなるため、利用料金もやや高めです。また、トランクルームのサイズがやや小さいことが多いため、預ける荷物をよく選ぶ必要があります。


倉庫内トランクルーム

 倉庫内トランクルームとは、荷物を入れたコンテナを倉庫の中で保管するタイプのトランクルームです。倉庫のフロア自体を貸し出すタイプもあります。

 倉庫内で保管するため、直射日光や雨風の影響を受けず、屋外型と比べて温度や湿度の急激な変化が少ないのが特徴です。また、空調設備に頼らなくても自宅とほぼ同じ環境が保てるため、屋内型よりも安価に利用できるのも大きなメリットです。

 ただし、多くの倉庫は郊外に位置していることが多いため、頻繁に荷物の出し入れをするにはあまり向いていません。広いスペースが必要で、出し入れが少ない引越しやリフォーム、留学や転勤時の家財の一時保管におすすめのタイプです。


トランクルーム選びのポイント

①どの種類を利用するか決める

 代表的なトランクルームの3種類をご紹介しましたが、まとめると以下の表になります。ご自身のお荷物の特徴と照らし合わせて、最適なトランクルームの種類を選びましょう。
種類 屋外型 屋内型 倉庫内
保管場所

外置きのコンテナ 室内の部屋タイプ 倉庫内のコンテナ
外気の影響

受けやすい 受けにくい 受けにくい
保管環境

外に近い 空調設備で家の中と同じ環境に調整 空調設備がなくても家の中と同じ環境
推奨保管物

屋外で使用するもの 屋内で使用するもの 大型家財
料金

安め 高め 安め
立地

近め 近め 遠め


②近くのトランクルームを探す

 トランクルームの種類が決まったら、インターネットを使って近くのトランクルームを探しましょう。例えば「屋外型トランクルーム 地域名」と検索するのがおすすめです。地域によっては、屋外型だけ、屋内型だけ、または倉庫内タイプだけと選べる種類が限られることもあります。その場合は、検索範囲を広げるか、近くで利用できるタイプを選ぶかを検討してみてください。

③推奨施設をピックアップする

 検索すると複数のトランクルームが表示されると思います。さらに、その中から信頼できるトランクルームかどうか見極めるには、
・RS推奨マーク
・認定トランクルーム
・国際基準ISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)の認証
これらのいずれかを取得している施設であるか確認しましょう。

★RS推奨マーク
 RS推奨マークとは、レンタル収納スペース推進協議会が「安心・安全なサービスを提供できる施設」と認めた場合に与えられるマークです。レンタル収納スペース推進協議会は、2003年に発足し、2010年に一般社団法人となった、レンタル収納スペース業界をまとめる業界団体です。


★認定トランクルーム
 認定トランクルームとは、国土交通大臣が「一定の性能基準を満たす施設」であると認定したトランクルームのことです。国土交通省は、トランクルームを利用する際には、この認定トランクルームを選ぶことを推奨しています。


★国際基準ISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)の認証
 国際基準ISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)の認証とは、リスクマネジメントのプロセスを適用し、情報の機密性・完全性・可用性を維持・向上させながらリスクを適切に管理していると認められた組織が取得できる認証です。主に機密文書を預ける際に、この認証の有無を確認すると安心です。

④立地、施設情報、料金を比較する

 ここまで進めると、利用するトランクルームがかなり絞られてくるでしょう。次は、それぞれのトランクルームの立地や施設情報、料金を比較してみましょう。
★立地
 出し入れの頻度を基準に考えましょう。頻繁に利用する場合は、近くの場所がおすすめです。季節の変わり目など、出し入れが少ない場合は、少し遠めの場所を選ぶことで経済的な負担を軽減できます。
★施設情報
 空調設備の有無や、鍵の種類、エレベーターや駐車場の有無など、施設の設備をしっかり確認しましょう。
★料金
 月額利用料だけでなく、管理料やパック料金、事務手数料、整備料など、その他にかかる料金も必ずチェックしてください。見かけの月額料金が安くても、これらの追加料金を含めると結果的に高くなることもあります。また、万が一のための荷物の保険料は削らないことをおすすめします。料金体系については契約前に問い合わせ、見通しを立ててから利用しましょう。

⑤利用申込をする

 ①~④の手順を踏むことで、あなたに最適なトランクルームに出会える可能性がぐっと高まります。最後に、できるだけ実際に見学してから利用申込をし、トランクルームの利用をスタートしましょう。

まとめ

 トランクルームの種類から選び方までをご紹介しました。

 ポイントを押さえてトランクルームを選ぶことで、荷物に関するお悩みを解消し、より快適な生活を送ることができるでしょう。

 私たち押入れ産業でも、屋外型・屋内型・倉庫内タイプのトランクルームを展開しています。荷物に関するお困りごとがあれば、いつでもお気軽にご相談ください♪




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